憧れの薪ストーブのある暮らし。普通の家でも設置できるんですよ。

リビングで揺らめく炎を見ながら冬の夜長を過ごす・・・

そんな憧れの薪ストーブのある暮らしですが、数年前の原油高から一般住宅でも薪ストーブを設置する家が増えてきてます。
薪ストーブというと別荘のログハウスってイメージがあると思いますが、比較的暖かいここ愛知県南部の市街地でもメインの暖房器具として使われている方も多く見えます。かく言う私も薪ストーブのユーザーですので、今回は薪ストーブについて素朴な疑問からメリットデメリットまで説明させていただきたいと思います。

薪ストーブの設置について

新築で薪ストーブの設置を前提にプランニングし吹き抜けを利用しまっすぐ屋根に煙突を抜く事が理想ですが、既存の住宅で壁から煙突を出して施工するって事も可能です。薪ストーブを置く1畳ほどのスペースがあれば既存住宅でも設置は可能です。

煙や灰で近所迷惑にならないの?

弊社のお客様で一番多く聞かれるのがこの質問です。一般的に住宅で使用される薪ストーブは2次燃焼システムという煙を再度燃焼させ排気を綺麗にする燃焼システムを採用しています。乾燥した薪を使用し、適切な温度で燃焼していれば煙の臭いはほとんど気にならないと思います。

薪ストーブのメンテナンス

薪ストーブを使っていると灰が溜まったりストーブ本体のガラス面や煙突内部に煤(すす)が着きます。薪が燃焼した灰は数日に1度取り出し、ガラス面は汚れたら掃除し、煙突内部は年に1度ブラシを通して掃除をします。煙突掃除は屋根に登って煙突のトップからブラシを通すので、高い所が苦手な方はプロにお願いすると良いでしょう。

薪ってどうやって手に入れるの?

薪は購入するのが一番手軽ですが、一冬分の薪をすべて購入すると結構な金額になってしまします。薪の調達も薪ストーブライフの醍醐味です。造園業者や山の地主さんと仲良くなったり、自治体が公園や植樹帯で伐採した木材を配布してくれる事もあります。チェーンソーと斧で薪割りをする方も多いです。

街路樹等の雑木でもしっかり乾燥させれば薪ストーブで使用できます

薪ストーブ設置のコストって?

機種にもよりますが、炉台や煙突の工事も含めて一般的に約100~150万円位です。少し高いと思われるでしょうが適切にメンテナンスを行えば20年程度は使用できます。薪ストーブのある豊かな暮らしはプライスレス!決して高い買い物ではないと思います。

最後に薪ストーブのメリット・デメリット

メリット

・遠赤外線と輻射熱による、身体の芯から温まる暖房効果
・薪からゆらゆらと立ち上る炎を眺める癒やし効果
・煮込み料理はもちろん、オーブンとしても使用できる機種もあるのでピザやパン焼きも楽しめる
・電気を使わないので停電時でも使用できる。

デメリット

・すぐに暖かくならない
・暖房能力の調整が難しい
・薪の手配や置き場が必要
・煙突掃除等の定期的なメンテナンスが必要

HWAM Classic 4 オーブンとコンロ付きのクッキングストーブ

薪ストーブに興味があるけどどうしたらいいの?

以上の様なメリット・デメリットがありますが、薪ストーブの魅力は欠点を補って有り余る物があると思います。また身体の冷えが気になる女性にも人気で弊社でも女性がメインで使用されているお宅が多いです。

薪ストーブの相談やお見積もりも無料で行っていますので、ちょっとでも気になる方はお気軽に 「ウッドノート」までお問い合わせください。