「外遊び」と「火遊び」が大好きなボクなんですが以前から興味のあったのが、「ロケットストーブ」という燃焼効率の良い木材を焚いて使用する燃焼機器
ロケットなんて名前が何ともカッコいいんですが、簡単に言っちゃうと煙突状の燃焼室で沢山空気を引き込んで木材を燃焼すると発生するガスや煙を煙突内部で二次燃焼ささるという燃焼器具の総称なんです。
構造が簡単でDIYもできるので、結構自作されている方も多く災害時ライフラインが止まった時でも簡易な材料と廃材で暖がとれたりコンロとして煮炊きもできるので昨今注目されてます。
材料はペール缶 2個、煙突部材(直管1本 L管1本 Y管1本)断熱材に園芸用のパーライトという細かい軽石の様な物を使用します。
材料を準備したら早速作ってみましょう!
まずはペール缶に煙突を通す穴を空けます。
ペール缶の鉄板は薄いんでドリル等で下穴を開ければあとはそこから手を切らない様に注意して金切りバサミで切れば結構簡単に穴開けできます。
ペール缶に穴さえ開けてしまえば、もうできたも同然
開けた穴に煙突を通してペール缶と煙突の間に断熱材を詰めたら完成!
初めての製作でも2時間掛からずに完成!ペール缶とかは廃材を利用したり簡単にできるのもロケットストーブの魅力の一つなんだと思います。
では、燃焼実験をしてみたいと思います。
ロケットストーブ下部の焚き口に木材を入れて試験燃焼!
↑の画像は調子に乗って燃焼部の径を大きくして作った二号機ですが、煙突内部が暖まり二次燃焼が始まるとこんな風に煙突の先端から勢いよく炎が吹き出します。
この炎を利用して・・・
こんな風にコンロ代わりにつかったりします。
で、試験燃焼の時にいろんな所の温度を測ってて木材が燃焼してる部分の温度が一番高い事に気付き、この放熱を無駄にする事はないなと一次燃焼する部分を一斗缶でカバーして中に石を入れて石焼き芋製造室を作成。
これで上段で調理をしながら石焼き芋ができるオリジナルロケットストーブの完成。
まぁ、コンロだけならもっとコンパクトで優れた物もありますが廃材利用のDIYと言う事で製作過程から楽しめるロケットストーブ
次回は実際にどんな使い方ができるか紹介しますのでお楽しみに!