一生に一度の家だから、素材にはこだわりたいですよね?

自然が好きですか?と聞かれて「嫌い」と言う人はほとんどいないと思います。

あ、でも「虫が嫌い」とか暑かったり寒かったりのアウトドアが苦手という方はいると思いますが・・・

住宅でも「自然素材」が好まれますが、そもそも「自然素材」の定義ってなんなんでしょう?自然という言葉を辞書で調べると「人の手を加えない,ありのままの状態」という意味だそうです。

自然素材が体感できる弊社ショールーム

では、住宅で言う「自然素材」って何なんでしょう?木材は製材しますし、漆喰等の塗り壁材も様々な素材を調合して大なり小なり人の手が加わっています。どこまでが自然素材でどこまでが加工品なのか・・・まぁ正直基準がないのでそれは建設会社や設計士の考えによるところが大きいんです。

私の考えは、一番の基準は素材自身が湿気等を吸ったり吐いたりする呼吸作用ができる事が一つの基準だと考えます。

たとえば床板だと無垢材を使っても表面をウレタン樹脂で塗装したら木材の持つ呼吸作用を妨げてしまいます。そんな素材は「自然素材」ではないと思うんです。

床だけでなくキッチンの扉もオイルフィニッシュで仕上げています

なぜ呼吸作用にこだわるかと言うと、日本は四季があり湿度の高い夏と空気が乾燥した冬という両極端の季節があります。古来よりそういった気候に合う様に木と土を原材料にした呼吸作用のある素材を使って建物を造ってきました。建物の耐久性も人の快適性も呼吸作用のある建材というのは重要な事なのです。

私が考える「自然素材の家」とは家全体を呼吸作用のある建材で造り、人も建物も快適で健康に暮らせる家です。弊社ショールームも呼吸する自然素材で造ってありますので、その快適性と性能を是非体感してみてください。